技能実習制度(介護)
2017年01月18日(水)8:20 AM
最近にわかにお問い合わせが多くなったのは、協同組合の設立と技能実習生の受入れについてです。外国人技能実習制度につきましては、平成28年11月28日、「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律」(平成28年法律第89号。)」が公布をされましたが、それに併せ、介護職種が技能実習の対象になるというものです。
では、いつから技能実習生として介護職種が受入れられるのかというご質問が多くございます。
先週ですが、厚生労働省から介護職種の追加の見通しについて発表がありました。それを抜粋してご紹介したいと思います。
Q1.介護職種の追加は、いつ頃になるのでしょうか。また、技能実習生の入国時期は、いつ頃になるのでしょうか。
A1.技能実習制度への介護職種の追加は、新たな技能実習制度の施行(※)と同時に行うこととしています。
なお、新たな技能実習制度の施行前であっても、介護職種を追加する省令や介護固有の要件を定める告示が公布された後であれば、各種申請を受け付けることを想定しています。また、技能実習生の入国時期については、入国手続き等のための期間が必要となるため、実際には、介護職種の追加から一定期間後に、実習生が入国することとなります。
というQ&Aが掲載されています。
では、新たな技能実習制度の施行はいつなのでしょうか?
これも、公布の日から概ね9か月後を想定しているとのことです。そうなると、今年の夏頃と考えるのが一般的ではないかと思われます。
介護職の技能実習生を受け入れを検討している事業所様も多いかと存じますが、以下の厚生労働省様のホームページに参考資料が掲載されていますので、ご参考にしてください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000147660.html